アップデート(コマンド解説)

コマンドラインから、修正モジュールと定義データベースの更新を実行するには、次の構文を使用します。

avp.com UPDATE [<更新ソース>] [/R[A]:<レポートファイル名>] [/C:<設定ファイル名>]

コマンド実行時に設定できるパラメーターは、次のとおりです。

<更新ソース>

ダウンロードを行うHTTPやFTPサーバーまたはネットワークフォルダーを指定します。パラメーターの値には、更新ソースへのフルパスまたはURLを指定できます。省略時は、Kasperskyのアップデートの設定に従って更新ソースが取得されます。

/R[A]:<レポートファイル名>

/R:<レポートファイル名> – 重要なイベントだけをレポートに記録します。

/RA:<レポートファイル名> – すべてのイベントをレポートに記録します。

絶対パスまたは相対パスを使用できます。省略時は、すべてのイベントが画面に表示されます。

/C:<設定ファイル名>

Kasperskyのアップデート設定が保存された設定ファイルのパスを指定します。

設定ファイルはテキスト形式であり、アップデートのためのコマンドラインパラメーターが含まれています。

絶対パスまたは相対パスを使用できます。省略時は、Kasperskyの画面で設定されている値が使用されます。

例:定義データベースを更新して、すべてのイベントをレポートに記録する

avp.com UPDATE /RA:avbases_upd.txt

例:設定ファイル updateapp.ini の設定を使用して修正モジュールを更新する

avp.com UPDATE /C:updateapp.ini

上記で使用する設定ファイルの内容例:

"ftp://my_server/kav updates" /RA:avbases_upd.txt

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