トレースファイルの作成(コマンド解説)
Kasperskyの操作で問題が発生してトレースファイルの作成が必要となる場合があります。この処理は、サポートセンターで問題をより正確に診断するうえで役立ちます。
特定の問題のトラブシューティングのためにのみ、トレースファイルを作成することをお勧めします。トレースを常時有効にしていると処理速度が遅くなり、またハードディスクドライブがいっぱいになる可能性もあります。
【コマンド構文】
avp.com TRACE [file] [on|off] [<トレースレベル>]
コマンド実行時に設定できるパラメーターは、次のとおりです。
file |
レポートをファイルに出力します。 |
|
トレースファイルの作成を有効または無効にします。 |
|
(最小レベル、重要なメッセージのみ)から (最大レベル、すべてのメッセージ)までの値を指定します。 指定するトレースレベルは、サポートセンターにご連絡いただいた際にお伝えします。レベルが指定されていない場合は、この値を500に設定することをお勧めします。 |
例:トレースファイルの作成を無効にする
avp.com TRACE file off
例:サポートセンターへ送信するトレースファイルを最大トレースレベル500で作成する
avp.com TRACE file on 500