コンピューターがウイルスに感染している疑いがある場合の対処方法
コンピューターの感染が疑われる場合は、システム内の悪意のある活動の結果を無害化するWindows設定診断ウィザードを使用します。コンピューターの感染が駆除されたあとに、感染による脅威や損害がすべて修正されたことを確認するために、ウィザードを実行することをお勧めします。
このウィザードは、ネットワークへのアクセスが禁止される、既知のファイル拡張子が変更されている、ツールバーが禁止されているなど、システムに何らかの変更が加えられていないかをチェックします。このような損害にはさまざまな原因が考えられます。悪意のあるソフトウェアの動作、システム設定のエラー、システムの不具合、またはシステムを最適化するアプリケーションの動作不良が原因である可能性があります。
チェックが完了すると、ウィザードはすぐに対処する必要があるシステム損害がないか、情報を検証します。この確認作業に基づいて、問題の解消に必要な処理のリストが作成されます。これらの処理は、検出された問題の重要度に基づいてグループ分けされます。
ウィザードは一連のウィンドウ(ステップ)で構成されており、[終了]をクリックします。ウィザードを任意の段階で中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。
と をクリックして前後のウィンドウを移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、Windows設定診断ウィザードを開始するには
- メインウィンドウ左側で[セキュリティプラス]をクリックします。
- メインウィンドウ右側で をクリックします。
ウィザードのステップ
1.ウィザードの開始
が選択されていることを確認し、 をクリックします。
2.Windows設定の診断
ウィザードが、修正すべき問題と損害を検索します。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
3.修正する項目の選択(問題点の検索の完了)
前のステップで見つかった問題は、危険のタイプに基づいてグループ分けされます。各グループに対し、Kaspersky Labが推奨する、問題を修復するための処理が割り当てられています。次の3グループがあります。
- 強く推奨される項目 – 深刻な脅威となる問題を解消するための処理が割り当てられています。このグループの処理は、すべて実行することをお勧めします。
- 推奨される項目 – 脅威となる可能性のある問題を解消するための処理が割り当てられています。このグループの処理も、すべて実行することをお勧めします。
- 追加の項目 – 現時点では脅威ではないが、今後、コンピューターのセキュリティにとって脅威となる可能性があるシステム障害を修復するための処理が割り当てられています。
グループ内の処理を表示するには、グループ名の左側にある をクリックします。
ウィザードで一定の処理を実行するには、その処理を にします。初期設定では、推奨項目と強く推奨される項目がすべて実行されます。特定の処理が行われないようにするには、該当する項目を にします。
初期設定で になっている項目を にしないでください。コンピューターが脆弱となります。
ウィザードが実行する一連の処理を設定したあと、
をクリックします。4.問題の解決
ウィザードは、前のステップで選択された処理を実行します。問題点の解決には、時間がかかる場合があります。トラブルシューティングが完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
5.ウィザードの終了
をクリックしてウィザードを終了します。
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