脆弱性スキャン
OSの脆弱性は、プログラミングや設計のミス、信頼性の低いパスワード、悪意のあるソフトウェアの動作などが原因となります。脆弱性のスキャンでは、システムを分析し、OSやブラウザーの設定に異常や障害がないかを調べ、脆弱性を持つサービスを探し、セキュリティ関係の予防措置を講じます。
診断には時間がかかる場合があります。診断が完了すると、システムに脅威を与える可能性の観点から、検出された問題が分析されます。
脆弱性スキャンタスクを開始したあと、その進行状況は[脆弱性スキャン]ウィンドウに表示されます。システムとアプリケーションのスキャンで検出された脆弱性は、同じウィンドウの[システムに存在する脆弱性]タブと[脆弱性を持つアプリケーション]タブに表示されます。
脅威が見つかると、結果の情報がKasperskyのレポートに記録されます。
ウイルススキャンタスクと同様、開始スケジュールの設定、スキャン対象オブジェクトリストの作成、アカウントの指定、およびスキャンをすばやく開始するためのショートカットの作成ができます。コンピューターにインストールされているアプリケーションは、初期設定でスキャン対象となっています。
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