暗号化された接続のスキャン

SSL/TLSプロトコルを使用した接続は、インターネット経由のデータ交換を保護します。SSL/TLSプロトコルは電子証明書を使用してデータ交換を実行中のユーザーを識別し、送信時にデータを符号化してその完全性を維持します。

ほとんどのウイルス対策ソフトではSSL/TLSトラフィックがスキャンされないため、ハッカーは悪意のあるソフトウェアを蔓延させるためにSSL/TLSプロトコルのこのような機能を利用しています。

Kasperskyは、Kaspersky Labの証明書を使用して、暗号化された接続をスキャンします。

サーバーへ接続するときに無効な証明書が検出されると(侵入者によって証明書が置き換えられた場合など)、通知が表示され、証明書の承認または拒否が提案されます。

Webサイトとの接続が常に安全であることが確実な場合は、無効な証明書であっても、そのサイトを許可するURLに追加することができます。そのサイトとの暗号化接続のスキャンは実行されません。

注意

証明書インストールウィザードを使用すると、Microsoft Internet Explorer、Mozilla Firefox(起動していない場合)、Google Chromeでは準手動モードで証明書をインストールし、暗号化接続をスキャンできます。また、Opera用のKaspersky Labの証明書を手動でインストールする方法を参照することもできます。

Kaspersky Labの証明書を使用して、暗号化された接続のスキャンを有効にするには

  1. [設定]ウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウ左側で、Kapersky Antivirus settings other section pict 暗号化された接続のスキャン [詳細]をクリックします。
  3. ウィンドウ左側で、[ネットワーク]をクリックします。
  4. ウィンドウ右側で、[暗号化された接続][暗号化された接続をスキャンする]Kapersky Antivirus nbox on vista 暗号化された接続のスキャン にします。

    証明書インストールウィザードが自動的に起動し、Kaspersky Labの証明書をインストールするための指示が表示されます。
    ウィザードが起動しない場合は、[証明書のインストール]をクリックします。

ウィザードの画面

ウィザードの開始

証明書のインストール中

Windowsの証明書ストアへの証明書のインストール失敗

Mozilla Firefoxへの証明書のインストール失敗

Mozilla Firefoxへの証明書の手動インストール

Operaへの証明書のインストール

Operaへの証明書の手動インストール

インストールの完了

詳しくは

証明書のインストール – Mozilla Firefox

証明書のインストール – Opera

暗号化された接続のスキャン